イタイイタイ病資料館

資料館は、今年の4月29日(昭和の日)に開館しました。


展示室にはジオラマと映像・絵本を組み合わせた解説や音声ガイドやタッチパネル端末での情報提供などが設置され興味深く勉強させて頂きました。
【神通川とともにあった暮らしの原風景】
・神通川の豊かな自然のめぐみを活かした農業や漁業
・生活にも利用された神通川の水
・不思議なことが起こり始めた
昔から神通川は「神の通る川」といわれ、人々の暮らしに欠かせない川でした。しかし、明治の終わりごろから、神通川周辺だけに、不思議なことが起こりはじめました。
【イタイイタイ病の発生と被害の実態】
・神通川流域の農業や漁業の異変と神岡鉱山
・不思議な病気も広がる
・病気は「イタイイタイ病」と命名された
大正時代になると農業や漁業に被害が出ると共に不思議な病気に苦しめられる人が多くなり「神岡鉱山」からの鉱毒が原因ではないかと考えられるようになりました。昭和30年に「イタイイタイ病」と命名されました。それまでは原因の解らない誰からも恐れられる病気だった。感染するとかの風評なでで縁談もまとまらなかったとか・・・・
【原因究明、健康とくらしを守る動き】
・イタイイタイ病の原因をさぐる動きがはじまる
・住民が団結し裁判を起こす
・イタイイタイ病の原因はカドミウムとされ、住民が裁判に勝利
・原因となった企業との3つの取決め
新聞などで報道されるようになってようやく国や県が原因究明の為の調査研究を始めました。昭和43年に住民が裁判を起こし、昭和46年に公害病として認定されました。
【流域住民の健康を守り、患者を救う】
・イタイイタイ病の患者さんに見られる症状・・じん臓と骨に障害が出る
・イタイイタイ病の患者さんを助けるために・・「認定」と「健康調査」を実施
・安全な水を確保するために、水道の普及
富山県では昭和42年から独自に患者の認定と公費による医療費救済を実施しています。昭和30年代後半から水道整備が実施され40年代には完全に普及しました。
【発生源対策】
・40年間、毎年続けられている立入調査
・調査の目的は、神通川をふたたびカドミウムでよごさないこと
・清流を取りもどした神通川
住民達と公害を起こした会社と一体になって公害防止に取り組み、神通川は本来の自然環境を取り戻しました。
【汚染農地対策】
・全国初!広大な農地復元への取組み
・2つの方法で工事
・裁判が終わってから40年、美しく、安全な農地がよみがえりました。
長い年月をかけて、農地復元工事が行われました。対策農地は1686.2haもの広大なものです。
【かけがえのない自然を未来へ】
・住民と原因企業ヽ行政がともになって環境被害を克服してきた歴史は、世界に誇れるものです。
・一度こわしてしまった自然を取りもどすには膨大な時間と労力、そして費用が必要です。
・二度と公害を繰り返さす美しく豊かな環境を未来に引き継ぐこと、それが私たちの使命です。
土地の復旧には40年・400億円以上の年月と費用がかかりました。調査には200億円の費用がかかっています。調査は現在も行われています。美しい自然を守るために私達一人一人が何が出来るか・・・・
富山県産材を使ったテーブル・・・木のぬくもりが感じられます。


併設のとやま健康パーク


平日でお客さんは数人でした




福島第一発電所の事故!自然環境を取り戻すまでどれくらいの年月と費用がかかるのか?神通川は40年で自然を取り戻しましたが福島はそれ以上かかりますね(悲)




































































































































